視覚障碍者向けスマートグラスの音声実演後半をお届けします。
オーカムには、目の前にいる人の性別や年齢をズバズバ言い当てる、恐ろしい機能があるという噂です!
果たして本当にそんなことができるのでしょうか?
では後半をお楽しみください。
盲ろう者視覚障害者のアクセシビリティ
展示会出展のため、視覚障碍者向けスマートグラスを3機種借りましたので、デモンストレーションして音声デモを作ってみました。
今回は前半、各機種の外観説明、エンジェルビジョングラスリーダーのデモを行っています。
興味がありましたらお聞きください。
大きさについて述べていますが、カタログには次のように書かれています。
外形寸法 約70mm ×約26mm ×約15mm
重量 約30g
外形寸法 約76mm ×約21mm ×約14.9mm
重量 約22.5g
Firefox、オンデバイスAIで画像のAltテキストを自動生成する実験的機能を導入、スクリーンリーダーのユーザーに利便性 - Publickey
最近AIで画像の情報を取得できるというサービスやアプリがいろいろ出てきていますが、ほとんどがクラウド上で処理されるため、プライバシーが心配になります。
その点、ローカルコンピュータ上で処理されると、外部に情報が送信されることがないので安心です。
あとは認識精度や速度が気になるところです。
日本語にも対応してくれるかも気になります。
11月16日、アピアショッピングセンター1階催事場で開催される、「暮らしの安心フェア」において、視覚障碍者向けICT機器をご紹介させていただくことになりました。
平日の日中ですが、仕事をさぼって点ではなくて、仕事の買い物の合間にお立ち寄りいただければ幸いです。
MuseScoreという楽譜作成ソフトは以前からNVDAなどのスクリーンリーダーに対応しています。
そのMuseScore の最新版4.1でライブ点字楽譜機能をサポートしたということが書かれていたので試してみました。
Accessibility breakthrough – Compose in Braille with MuseScore 4
オルトキーを押して、右矢印キーで編集に移動、
下矢印キーで環境設定でエンター。
シフト+タブキーで一般まで移動。
下矢印キーで点字という項目があります。
ここでタブキーを押すと、点字パネルを表示というチェックボックスがありますのでスペースキーでチェックを付けて、タブキーでOKまで移動してエンターキーを押します。
すると画面の下に点字表示が行われます。
スクリーンリーダー利用者の場合、デフォルトの楽譜編集エリアからタブキーを1回押すと点字パネルに移動できます。
点字パネルでは、現在フォーカスのある1小説部分の楽譜がユニコード点字で表示されます。特に特別なフォントなどがインストールされていなくても画面表示されるはずです。
NVDAで点字ディスプレイ表示できるようになっている場合、それを点字で読むことができます。
さらに、時期バージョン4.2では、パソコンのキーボード f d s j k l の6点キーを用いて点字で楽譜を入力できる機能をサポートするということが書かれています。
こういった一般の楽譜作成ソフトが点字楽譜をサポートするというのは興味深いですね。
MuseScoreは無料でダウンロードできますので、興味のある方は是非試してみてください。
iOS17から新しく追加された日本語NBSCテーブルを利用する手順を記します。
他の点字テーブルも同じように追加できます。
まず、ローターに点字テーブルを設定します。
設定 -> アクセシビリティ->VoiceOver -> ローター-> ローター項目を開き、点字表を選択状態にします。
次に、日本語NBSCテーブルを追加します。
設定 -> アクセシビリティ->VoiceOver -> 点字 ->点字表を開きます。
現在追加されている点字表が表示されていますので、「点字表を追加」を実行します。
いろんな言語がありますので「日本語」を実行します。
ここに「NBSC 見出し」とありますので、ここにある「日本語」を実行して追加します。
以上で準備完了です。
ローターで「点字表」を選択し、上下スワイプで「日本語NBSC」に切り替えてください。
記号類が点字表示できるようになったり、入力もアットマークなどの記号類の入力ができるようになります。
ちなみに、この日本語NBSCテーブルは、某日本で開発された点訳エンジンが採用されているようです。
iOS機器と点字ディスプレイを接続する手順を記します。
まず、対応している点字ディスプレイですが、国内のものでは、KGS社のBMスマート16及び40(ただし40は少し不具合があります)、及びBMスマートエアー16と3です。
以前はBMポケットも接続できたので可能かもしれませんが、最近確認しておりません。
日本テレソフトの清華シリーズは、製品カタログにiPhoneと接続できることが明記されていますので接続可能です。
海外製の点字ディスプレイの多くはiOSとの接続に対応しております。
例えば、エクストラが輸入販売しているブレイルセンスシリーズ、Focus Blue、アメディアが輸入販売しているオービット20など対応しております。
私の手元には、ブレイルセンスとBMスマート16及び40しかありませんのでとりあえずこれでご説明しますが、基本的な手順はどれも同じだと思います。
まず、点字ディスプレイの電源を入れ、スクリーンリーダーからの操作を受け付ける状態にしておきます。
ブレイルセンスシリーズであれば、ユーティリティメニューのスクリーンリーダーターミナルを起動し、bluetoothからの接続を受け付ける状態にします。
次に、iOS機器側を操作します。
設定 ->> アクセシビリティ ->> VoiceOver ->> 点字の順に進みます。
点字関連のさまざまな設定が表示されていますが、画面下の方の「点字ディスプレイを選択」と言うところに、現在近くにある機種がbluetoothの検索機能によって表示されているはずですので、それをダブルタップします。
機種によってはここでPINコードの入力を求めてくる場合がありますので、必要に応じて入力して「ペアリング」ボタンをダブルタップします。
以上で接続完了です。
うまく行くとVoiceOverが読み上げている内容が点字ディスプレに表示されます。
対応した機種をお持ちの方はぜひお試しいただければ幸いです。