退院しました

点滴治療が終わったので、今日無事に退院しました。

そして、いよいよ音入れが明後日です。

わざわざくるのが大変だから音入れまで入院していたらどうかと勧められたのですが、病院にいても退屈だし、自由がないので帰ってきました。
やはり家にいるのが自由でいいですね。

といっても、まだ目眩があり、何だかぐるぐるぐるぐる回っていて、常にメリーゴーランドにでも乗ってるような感じがします。
乗り物は好きだけど、こうずっと振り回されるのはね。

それから、例の味覚障害。
家にある調味料をいろいろなめてみました。
塩はただの砂粒のよう。
醤油も水みたいです。
これなら辛子やわさびも平気でいけるかな(笑)

人工内耳 Q&A:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

これによると、半年から1年と書いてありますね。

そんなかかんの?
勘弁してくれ!

人工内耳の体外装置

人工内耳という言葉のイメージから、人工内耳はすべてが手術によって体内に埋め込まれるようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、人工内耳はすべてが体内に埋め込まれるわけではありません。
手術によって体内に埋め込まれるの、人工内耳の電極(インプラント)の部分ですが、実はこれだけでは音を聞くことはできません。
これに、体外装置を装着することによって初めて音を聞くことができるのです。
この体外装置は、メーカーによって呼び名が異なるようですが

  • スピーチプロセッサー
  • オーディオプロセッサー
  • サウンドプロセッサー

などと呼ばれています。
これはいわゆるオーディオ機器で電池で動作し、マイクが内蔵されています。
最近はバッテリーで動作する充電電池式のものもあります。
この機械を側頭部に装着し、マイクで拾った音声が電気信号に変換され、皮膚を介して体内に埋め込まれた電極に音が伝えられることによって、人工内耳から音を聞くことができるのです。
ですから、まだ体外装置を装着していない私は、まったくの無音状態です。
また、電池やバッテリーで動作するということは、電池が切れれば音も聞こえなくなってしまうということです!
手術によって埋め込まれる機器なのに、以外になんというか、普通のオーディオ機器っぽいですね!
この装置を付けて、初めて音を聞くことを「音入れ」といいます。
昨日はこの体外装置の機種選択をしました。
人工内耳にもいくつかメーカーがあり、また体外装置の機種にもいくつか種類があります。
基本的に手術で埋め込んだ電極と同じメーカーの機種でないと使えないようです。
ですから、手術前に各メーカーの製品の特徴など把握しておくことも大切です。
最近ではブルートゥースでスマホや携帯音楽プレイヤーと接続して、ブルートゥースで音声を直接人工内耳に伝えることのできる機種も発売されています。
この機能を利用すると、例えばボイスオーバーのようなスクリーンリーダーの音声も、直接人工内耳で聞くことができるのかもしれません。
体外装置を付けて音を聞くことができるようになったら、試してみようと思っています。

今日で1週間

人工内耳の手術を受けてから、今日で1週間になりました。

今日は手術をしたところのばっしを行いました。

先生から
「ばっししますよ」
といわれて
「えっ?ばっし!歯を抜くの?なんで?!」
と恐くなったのですが。

抜歯ではなくて、抜糸でした。
ああびっくりした。

まだめまいと味覚
障害が続いています。
さっきサイダーを飲んでみたのですが…
水のようにしか感じません!
これじゃあコーヒーもビールも水と同じだな。
おいしくない。

あと、部屋が常にぐるぐる回っているような感じがします。
これも何とかならんかな。

今日はスピーチプロセッサー(マイクで拾った音を体内の電極に伝える装置)の選択をしました。
なぜか当初予定していた一帯型の機種が、私の耳には厚すぎてつかないことがわかってしまって、機種の変更を余儀なくされてしまいました。
えー、そんなことあるの?

まあ、選ぶことになった機種の方がマイクが二つついていて高機能らしいんですけどね。

プロセッサーについてはまた後ほど詳しく書いてみたいと思います。

片耳か両耳か

もう一つ多かった質問は
「人工内耳は片耳に入れたのか?両耳に入れたのか?」
との質問です。
人工内耳装用者の多くは、片耳のみに人工内耳を装用します。
もちろん、両方に入れればステレオで聞こえますので音の方向間もわかりますし、また騒がしい環境での聞き取りもよくなるといわれています。
特に視覚障害者にとって、音の方向がわかることは重要です。
しかし、保険の適用など様々な理由で、ほとんどは片耳のみ人工内耳を装用するケースが多いようです。
人工内耳を装用後、聞き取りを改善するために両方を希望する人もいるかもしれませんが、少なくとも一片に両方入れることはないと思います。
ちなみに゜自分の場合は、普段左耳に補聴を入れて聞いていました。
右も多少は聴力が残っていて少し聞こえるのですが、音が
変に聞こえてまともに言葉として聞き取るのが難しいので、何となく音を聞くぐらいにしか使っていませんでした。
ですので、いつも使っている左耳はそのまま残して、右耳に人工内耳を入れました。
人工内耳を入れて音が入っていない現在右耳は聞こえないのですが、普段会話に使っている左耳はそのまま残したので、病院の先生や看護婦さんとの会話はなんとか左耳でやっています。
補聴器と人工内耳を併用することで聞き取りが改善するともいわれており、今後は左側補聴器、右側人工内耳で聞いていくことになるかと思います。

人工内耳で聞こえるまでのステップ 人口内耳で聞こえるまでのステップ

今日は手術を受けてからはじめてお風呂に入りました。
といっても、まだ頭を洗ってはいけません。
体から下だけ洗いました。
さて、何人かの方から
「人工内耳の聞こえ具合はどうか?」
とのご質問をいただいています。
しかし、人工内耳は、手術をしたらすぐに音が聞こえるというものではありません。
ここでは、人工内耳で音が聞こえるまでのステップを簡単に書いてみたいと思います。
まず、人工内耳が適用になるか、事前検査を受けます。
検査の結果、人工内耳が適用になるとわかれば、内耳の蝸牛(かぎゅう)に、インプラント(人工内耳の電極)を植えこむ手術を受けます。
手術の傷が癒えた後、通常2・3週間ほどしてから、いよいよ「音入れ」といって、人工内耳に音を入れる作業を行います。
この「音入れ」を行って、初めて人工内耳から音を聞くことができるようになります。
そのあと、言語聴覚士の先生によって、「マッピング」という作業が行われます。
これは、一人一人の聞こえ方にあわせて、人工内耳の音を調整する作業です。
これは定期的に行われます。
それと同時に、人工内耳で言葉や音を聞き取るトレーニング(リハビリ)を行います。
最初人工内耳で聞こえる声は、ロボットや宇宙人がしゃべっているような声に聞こえるそうです。
それが、リハビリをすることによって、だんだん人の声として聞こえるようになり、言葉が聞き取れるようになってくるようです。
通常は半年から1年ほどかけて急激に向上し、そのあとは緩やかによくなるといわれています。
ですから、人工内耳でまともに言葉が聞き取れるようになるのは、おそらく1年後ぐらいということになるかと思います。
どこまで聞き取れるようになるかは個人差があり、やってみないとわからないということになりますが、まずは半年ぐらいをめどにどこまで聞き取れるかやってみようと考えています。
何にしても、手術が終わったばかりで、まだ音も入っていないような状態ですので、聞こえについて聞かれても、お答えすることはできません。
手術はあくまでも人工内耳の種を植えこむような、そんな感じのものとご理解いただければと思います。
これからこれらのステップを体験しながらこのブログを書いていきますので、引き続きお読みいただければ幸いです。

経過報告

昨日レントゲンで電極が入っているか検査しました。
ばっちり入っているとのことで、安心してかまわないとのことでした。
味覚障害はまだ続いています。
最初、いつも左側で食べているせいか、まったく気づかなかったのですが。
はじめて気づいたのは、デザートの葡萄を食べたとき。
1個目は左側で食べたからか普通に甘く感じました。
続いて二つ目を食べたところ、
あれ?
甘くない!
ミニトマトかな?
左側に移動させてみると
甘く感じる。
そこで、味覚障害が発生しているらしいことに気づきました。
味がわからないと美味しくないですね。

手術終わり 手術終わり

手術は無事に終わったっぽいです。

「これから眠くなる薬を入れていきますよー」

といわれたあと、全く記憶がなく。

気づいたら終わっていました。

火曜日の朝からご飯が食べられました。

しかし、どうも味が変です。

どうやら味覚障害になってしまったっぽい感じです。

2割りほどの人が味覚障害になるらしいですが、まさか本当になってしまうとは。

先生も、味覚の神経はほとんど傷をつけなかったはずだとおっしゃったのですが。

これについてはこれから治療していくそうです。

今日は午後から、レントゲンで電極がちゃんと入っているか検査するそうです。

今日から入院

今日から入院です。
先程手術のおおまかな流れなど聞きました。
ちょっと恐くなってきた。
でも決断したからにはやるしかないですね。
今日はゆっくり休みます。

人工内耳を考えるに当たって参考にしたサイト

人工内耳を考えるに当たって参考にしたサイトを紹介します。

振出し 難聴、そして人工内耳へ
最初の記事でも紹介したブログ。聴覚関連講演会の記録、最新の難聴医療の話題など盛りだくさん。最近あまり更新されていないのがちょっと残念。
ひとりごと
人工内耳を装用していらっしゃる、プードルさんという女性の方のブログ。実はこのブログも大分前から購読していて、1度だけコメントを書き込んだこともある。最近はオカリナ演奏に取り組まれており、音楽の聞こえ方など書かれていて、できれば音楽も楽しみたい自分にとって参考になる。
人工内耳友の会-東海-
人工内耳Q&A、各種情報のコーナーが参考になった(少し情報が古いけど)
人工内耳|日本コクレア
オーストラリアに本社のある人工内耳メーカー。日本ではもっとも利用者が多いといわれている。
メドエルジャパン株式会社
最近利用者が増加傾向にある人工内耳メーカー。残存聴力活用型人工内耳など先進的な人工内耳機器を開発している。

人工内耳との出会い 3

人工内耳をするかどうかはかなり悩みました。ポイントを整理してみます。

  • 現在多少なりとも聴力が残っている
  • 人工内耳で聞こえる音声はロボットや宇宙人のような声のようだ(訓練をすれば人の声として聞こえるようだが今のところイメージできないが)
  • 多少なりとも残っている聴力を犠牲にしてまで人工内耳を入れる必要があるのか?
  • 人工内耳の手術には、目眩、吐き気、味覚障害、顔面神経麻痺などが起こる可能性があり、リスクが大きい
  • それならば、内耳再生が実用化するのを待って、自然な音が聞きたい
  • しかし、内耳再生が実用化するのはいつになるかわからない。10年以上先かもしれない。
  • 年齢的に、10年以上待ってはいられない

そこで気になったのが

「人工内耳を入れてしまったら、将来内耳再生医療が実用化したときそれを受けることができるのだろうか?」

ということです。

これを、先生に尋ねてみました。

その結果…

「できるだけ内耳の構造を壊さないようにしますから、将来内耳再生医療が実用指した場合受けられるようにします」

とのことでした。

従来、人工内耳を入れると、残存聴力が失われると考えられてきたそうです。

しかし、昨今では、柔らかい電極の開発や、手術手技の発達により、内耳に負担を与えず、残存聴力を生かすことが可能になってきているようです。

それならば、とりあえず今人工内耳を装用して、将来内耳再生医療が実用化したとき、また考えることができるのではないか。

10年以上先のことを考えるより、今少しでも聞こえを取り戻すことの方が先決ではないだろうか?

と考えるようになりました。

さらに、先生からいただいたパンフレットを点訳してもらって読んだり、ネットで人工内耳の体験談を読んだりしながら、人工内耳について調べました。

人工内耳をしてからトライアスロンに挑戦したが、応援の声が聞こえてうれしかった。

人工内耳では難しいといわれてきた音楽を楽しんだり、楽器の演奏にも取り組んでいるいる人など、

人工内耳でコミュニケーションや音楽などを積極的に楽しんでいるみなさんの体験談が印象に残りました。

そして、自分もそれをやってみたい。

音を聞くことをあきらめるのではなく、昔のように音の世界を楽しみたい。

そういった思いが強くなっていきました。

そんなわけで、人工内耳の手術を受けることを決意したわけです。

この決断が正しかったのか、それとも間違っていたのか…

まだ人工内耳を入れていない現段階ではなんともいえません。

普通こんな文章は、人工内耳をして、ある程度結果が出てから公表するもんだと思うのですが、それではおもしろくないし、なにより忘れてしまいそうなので、今こうやって書いちゃってたりするわけです!

さてさて、手術まで、あと残り3日となりました。

今の普通の耳で聞こえる音を楽しむのもいよいよ最後かと思って、いろんな音楽を聴いたりしています。

これで人工内耳を入れるとどう変化するのでしょうか?

いや、その前に手術は成功するのか?

こうご期待!