視覚障害者が音声を頼りに圧縮ファイルを解凍する方法

時々圧縮ファイルの解凍方法が分からないと言う質問をいただきますのでここにまとめておくことにします。一応この説明でほとんどの方が解凍に成功されている実績があります。あなたも是非挑戦してみてください。

ここでは「解凍レンジ」というソフトを用いての圧縮ファイルの解凍方法をご紹介します。解凍レンジの作者さんのページに、初心者向けの圧縮ファイルの解凍方法の解説が載っています。この解説を参考に、視覚障害者向けに書き換えてみました。

圧縮ファイルとは

インターネット上で配布されているファイルで、ファイル名の末尾部分(拡張子)が「.lzh」とか「.zip」になっているファイルをよく見かけますね。これらは、「圧縮ファイル」(「書庫ファイル」とか「アーカイブ」とも呼ばれます)と呼ばれる特別な形式になっているため、ダウンロードしただけでは使用できません。ダウンロード後に、圧縮データを元のデータに復元する「解凍」という作業が必要になります。

ここでは、解凍用フリーソフト「解凍レンジ」のインストール および それを使った実際の解凍方法を説明していきます。

解凍レンジのダウンロード

まずは、インターネットエクスプローラを使って「解凍レンジ」をダウンロードする手順を説明します。

ダウンロードを開始するため、下記の「解凍レンジをダウンロードする」のリンクでエンター機を押してください。
解凍レンジをダウンロードする

「このファイルの処理方法」というダイアログが現れます。Tabキーでボタンの移動ができます。Tabキーを押していくと「OKのプッシュボタン」、「キャンセルのプッシュボタン」、そして「ラジオボタン」などと読み上げるところがあると思います。「ラジオボタン」と読み上げるところで上下矢印キーを押すと「このファイルを開く」、「このファイルをディスクに保存する」が選べますので、「このファイルをディスクに保存する」を選んで、Tabキーで「OKのプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。

続いて表示される画面では、ダウンロードしようとしているファイルの保存場所(フォルダ)と、ファイル名を指定します。 「保存する場所」はどこのフォルダでもかまいませんが、自分でわかりやすい場所(デスクトップなど)を指定しましょう。 「ファイル名」の欄は初期値のままでかまいません。Tabキーで「保存のプッシュボタン」を選んで、エンターキーを押します。

しばらく(数十秒程度)待つと、ダウンロードが終わり、完了メッセージが表示されます。

では、先ほどの項で保存場所にしたフォルダを開いて、矢印キーを使って「range141.exe」というファイルを探します。これが、上記の操作の結果あなたのコンピュータに転送・保存された 解凍レンジの配布ファイルです。

【補足 1】 ファイル名の「range」の後ろの「14」という数字は解凍レンジ自体のバージョンを表しています。

【補足 2】 お使いのWindowsの設定によっては、ファイル名末尾の「.exe」の部分が表示されないこともあります。


解凍レンジのインストール

先ほど探した解凍レンジの配布ファイル「range141.exe」でエンターキーを押してください。他の開いているソフトや常駐ソフトを閉じておく必要はありません。

Tabキーで「すべての書庫ファイルに関連付けるのチェックボックス」を探して、スペースキーでチェックを付けます。そしてTabキーで「インストール実行のプッシュボタン」を探して、エンターキーを押します。

インストールが終了しました。

使用方法

エクスプローラやマイ・コンピュータなどで、矢印キーを使って任意の書庫ファイル(解凍したいファイル)を探して、エンターキーを押すだけです。 そうすると、自動的に解凍レンジが起動 → デスクトップに出力用フォルダを作成 → 書庫ファイルの中身をすべて取り出して出力(解凍)という作業が行われます。

解凍が終了すると、出力先のフォルダが自動的に開きます。これで解凍が終了しました。

解凍レンジの使用方法 (応用編)

上記の説明で、すでに解凍のやり方は覚えていただけたと思います。ここでは、知っておくとお得な機能について少しだけ説明しておきます。

解凍レンジには、ファイルを解凍せずに中身を確認できる「書庫内容表示」機能があります。書庫内容画面では、書庫ファイルに格納されているそれぞれのファイルに対し、個別に解凍(=ドラッグ&ドロップ)や 閲覧(=ダブルクリック) などの操作も可能です。

上のような書庫内容画面を表示させるには、エクスプローラや、マイ・コンピュータなどを使って任意の書庫ファイルを矢印キーで探し、Shift+10キーを押して、メニューから「レンジで開く」を選びます。またAltキーを押したときに開くメニューにも、ファイルメニューの中に「レンジで開く」があるはずです。これを使ってもかまいません。

ここでは説明しませんが、解凍レンジの動作オプションを変更すれば、書庫ファイルでエンターキーで内容表示画面が開くようにも設定できます。

お疲れさまでした。説明はすべて終了です。


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Last update: 2005/02/03