Kuyo'S FAQ

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 このコーナーでは、ページをご覧になった方から寄せられた質問と回答を掲載しています。あまりプライベートなことについてはお答えしかねる場合もありますが、できるだけ解答していきたいと思っています。
 ご質問のある方は、kojiro.kuyo@nifty.ne.jpまでメールでお気軽にお寄せください。


 Q1: 点字が読める視覚障害者より、点字が読めない視覚障害者が多いってほんとですか?
 Q2:駅や街角などで点字の案内板を見かけますが、めの見えない方はこれを利用しているのでしょうか。もし利用しているとすればどうやってその場所を見つけるのですか?
Q3:視覚障害者が使いやすい日用品などはどんなものがあるのですか?
Q4:知り合いが失明してしまいました。何かしてあげたいのですが、しとあげられることはありましたら教えてください。


 Q1: 視覚障害者のマニュアル問題を考えるのなかに「視覚障害者みんなが点字を読めるわけではなく、点字が読めない視覚障害者の方が多い」などと書かれていましたが、私は眼の不自由な人はみんな点字が読めるものだと思っていました。点字が読めない視覚障害者の方が多いのはなぜですか?

 A1: ひとくちに視覚障害者といっても、私のように全く眼の見えない全盲から、少しは視力のある弱視、さらに弱視のなかにも見え方の違いによりいろいろな人がいます。弱視者には、一般の文字を拡大すれば見えるという人もいるので、そういった方は普通の人と同じ文字を拡大して読んでいる場合もあります。
 さらに一般の文字が読めない全盲者のなかにも、生まれつき見えない人もいれば、大人になってから病気や事故などで見えなくなった人までさまざまです。小さい頃から見えない人であれば、幼いうちから盲学校などで点字教育が受けられるので、比較的点字が読める人が多いのですが、大人になってから見えなくなった人の場合は、子供に比べて記憶力や指の感覚が鈍っていたりしますので点字の拾得が困難な場合が多いのです。
 また点字を読める人のなかにもいろいろいて、すらすらと読める人から、時間はかかるけどなんとか読める人、1文字1文字確認しないと読めない人などです。特に後者に行くに従って、長文の文章を読んで理解するのは困難になってきますので「時間をかけて点字を読むぐらいならテープなどの音声情報に頼った方がいい」ということになってしまうわけです。
 ここで私が強調したいのは、ひとくちに視覚障害者といってもいろんな人がいると言うことです。当たり前のことなのですが、一般の方は「視覚障害者」という一つの枠に当てはめて考えてしまわれる傾向にあるように思います。もちろん共通する面もあるでしょうが、人間なのですから人それぞれ個性があって当たり前です。やはりこれが原点なのではないでしょうか。


 Q2: 駅や町のどこかで、点字でかいてある案内板を見掛けます。ところで目の見えない方は本当にそれを利用しているんでしょうか?もし利用しているのであれば、どうやってそれのある場所をみつけるのですか?案内板の位置がわからなかったら利用できないんじゃないかと、私は考えるのです。

 A2: なかなか鋭いご指摘ですね。たしかにそのとおりです。
 まず利用しているかどうかについてですが、場所が分かっているものは利用することがあります。例えば駅の階段の手すりなどに「何番線」などと書かれているものがありますが、たいてい手すりの上に書いてあるので見つけやすいです。
 しかしご指摘のとおり、場所が分からないものは、結局利用しない(というかできない)ことも多いです。あとでだれかに言われて「あ、そんなところに点字の案内板があったの?」と言うことも少なくありません。
 ですから単に点字の案内板を設置するだけではなくて、例えばその位置まで点字ブロックを引いて誘導するようにするとか、何か場所が分かるようにする工夫も必要なようにも思います。
 せっかく設置してあっても、利用されないんじゃ仕方ないですからね!!


 Q3:視覚障害者が使いやすい日用品などはどんなものがあるのですか?

 A3:使いやすい日用品というのは、例えばシャンプーにぎざぎざがあるような製品のことなんでしょうか。それとも視覚障害者用に開発された日常生活用具のようなもの、例えば音声腕時計や音声電卓のようなもののことなんでしょうか。
 一応どちらもと言うことでお答えしますと
  1. 視覚障害者が使用するために作られた専用の製品
  2. ・一般に出回っている製品を使いやすくした、いわゆる「バリアフリー製品」と呼ばれているもの
上記のように2種類に分けられると思うんです。

 まず視覚障害者が使うことを前提に作られた製品にはどんなものがあるかと言いますと。
・音声時計、または触覚時計
これは時刻を音声で知らせてくれるものです。触覚時計は、時計の針に触れることによって時刻を読み取るものです。メモリのところにはぶつぶつがあります。
・音声電卓
入力したキーの名称や、計算結果などを音声で教えてくれます。
・音声体温計
体体温を音声で知らせてくれます。他に音声体重計、音声血圧計などがあります。
・電磁調理器
IH調理器などとも言いますが、調理器に乗せた鍋だけが熱くなり周りは熱くならないので、安善に料理ができます。また鍋が乗っていなかったりすると「尾鍋が乗っていません」などと音声で警告してくれたりします。

 他にもいろいろあるんですが、だいたいこんなところでしょうか。これらの多くは日常生活用具に指定されており、購入の際には所得に応じて国から購入金額を負担していただくことができます。この日常生活用具について詳しくはこちらのページなどが大変参考になると思います。

 つぎにバリアフリー製品ですが、これはいろいろあるでしょうね。有名なところでは、シャンプーのふたのところにぎざぎざが付いているので、ぎざぎざだったらシャンプー、そうでなかったらリンスとかいうものです。
 あと最近では、点字の書かれた洗濯機など一般の電気店に売られているようなケースも見かけるようになりましたね。こういった製品が増えていくことを期待したいです。

 他にも我々も意識してなくても使いやすいというものはあるかと思います。


 Q4:知り合いが失明してしまいました。何かしてあげたいのですが、しとあげられることはありましたら教えてください。

 A4:最近このような質問をよくいただくようになりました。突然の失明で、本人もそうですが、家族や知り合いの方もしょっくが大きいことと思います。人それぞれの事情がありますので、一概に「こうしたらいいですよ」ということはできないのですが、まずは日常生活を行ううえでの訓練、いわゆるリハビリのようなものが必要ではないかと思います。例えば眼が見えなくても自分の家の中を歩けるようになることや、その他今まで見えていたときにできたことを少しでも取り戻し、日常生活を行えるようにすることです。
 このようなことはやはり、まずお近くの視覚障害者福祉センター、点字図書館、盲学校のようなところにご相談されて、専門の方から直接適切なアドバイスをいただく方がよろしいと思います。そこで日常生活のこと、職業に就いている方であればお仕事についてなどご相談なさってください。


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Last update: 2000/09/15