マッピング5回目

最近ばたばたしていて、またまた間が空いてしまいました。

秋も過ぎ、寒い冬を迎えようとしていますね。

秋は、コオロギ、鈴虫など、虫の鳴き声が人工内耳でよく聞こえました。

さて、11月5日、5回目のマッピングにいってきました。

今回も入り口で手を消毒、耳鼻科の待合室で体温を測らされました。
今回の体温は36度6分でした。

待合室で待っていると、STの先生に呼ばれ、マッピングの部屋に入りました。

先生に、現在の聞こえの状態がどのぐらいなのか、検査することはできないかとお尋ねしてみたところ、聴力検査をやってみようということになりました。
プードルさんのブログを見ていると、人工内耳で聴力検査をしたことなどが書かれています。
そこで、客観的にみて自分の聞こえがどのぐらいなのか知りたいと思いました。
ただ、検査結果が必ずしも日常の聞こえと一致するかというと、そうでもないようです。
それでも、知っておくことは悪くないと思い、検査してもらうことにしました。

人工内耳の聴力検査ってどうやるんだろう?と思いました。
普通の聴力検査は、ヘッドホンを耳に当てて、音が聞こえたらボタンを押しますよね。

人工内耳の聴力検査はヘッドホンは使いません。
スピーカー?から聞こえてくる音を聞いて、聞こえたらボタンを押すという方式で行います。

結果は、ほとんどの周波数で30デシベル程度ですが、低音域は50デシベルとのことでした。
つまり、現在のマッピングでは、低音が少し聞こえにくいという結果になりました。

そこで、この結果を反映してマッピングしてもらいました。
ただ、低音域を上げると、なんか全体的にボコボコと聞こえるので、これまでは低音を抑える形でマッピングしてもらっていました。
プログラムは4つ入れられるので、これまでのマッピングはそのまま残しておいてもらって、低音域を上げたマッピングを作ってそれも入れてもらい、日常で切り替えながらどちらが聞こえやすいか比べてみることにしました。

そのあと、ドクターの診察を受けました。
声はまだテープを遅くしたような声に聞こえます。
そのことをドクターに話したところ
「そのうち以前耳で聞いていたような声になるだろう」
とのことでした。

しかし、別のドクターは
「人工内耳は聞こえ方が違うからなれるしかない」
といっていました。

いったいどちらがほんとうなのでしょうか?

来月で人工内耳を装用して1年になります。
少しずつ聞こえ方は変化していて聞き取れるようになってきています。
これからも少しずつ変化するのだろうか?
最終的にどうなるのか楽しみです。

マッピング4回目 音入れ8ヶ月

すっかり間が空いてしまいました。

毎日猛暑が続き暑いですね。

人工内耳で蝉の声がよく聞こえます。

よく聞こえすぎてうるさくて、外で人と話していると声が聞こえないぐらいです。

でも、自然の音が聞こえるというのは幸せなことだと感じています。

その間に、人工内耳をしてから半年が過ぎ、8月13日で音入れから8ヶ月になりました。

ラジオやテレビ、インターネット動画配信、Zoomでのオンラインミーティングなどに参加したりなどして、リハビリに励んでおります。

電話の声はまだまだ苦手です。

Zoomのミーティングでも、有線マイクを使ってしゃべっている人の声はいいのですが、PCに内蔵のマイクでしゃべっている人の声はこもっていて少し聞き取りにくく感じます。

テレビの方は、笑点の大喜利なんかは字幕がなくてもそこそこ聞き取れるようになってきました。

今まではテレビの字幕を点字で表示する特殊な方法を使ってテレビの字幕を読みながら見ていたのですが、最近はそれも必要なくなってきました。

ただ、バラエティー番組のように笑い声が混ざるような賑やかな感じの番組や、ぼそぼそしゃべるようなのはうまく聞き取れないことがあります。

声は相変わらずテープを遅くしたような、低い変な声で、少し音割れしたような音に聞こえます。
このことに関しては、誰に聞いても答えが得られません。
たいていみんな「そのうち自然な声に聞こえるようになる」みたいなことをいわれるのですが、8ヶ月経った今でもやはり変な声です!
これって人工内耳の特徴でどうしようもないことなのでしょうか?

さて、8月11日、4回目のマッピングに行ってきました。

今回も、大学病院に到着すると、入り口で手を消毒させられました。

ただ、今回は入り口での検温はありませんでした。

しかし、耳鼻科の待合室では体温計で熱を計られました。
今度は36.8度でした。
相変わらず大学病院の体温計で測ると少し高めですね。
うちで測ると36.2とか3なんですけどね。
これって体温計のせいなんでしょうか?

さて、いよいよマッピング。

今回はSTの先生の声は普通に聞こえました。
また、それなりに時間をかけてマッピングしてもらうことができました。

私の使っている人工内耳のプロセッサーには、4つのマップを記録しておくことができます。

デジタル選挙区のラジオなんかで、プリセットボタンを押すと放送局を呼び出せる機能がありますが、そんな感じで、Stの先生が設定したマップをプリセットに記憶しておいて、リモコンのボタンで呼び出すことができるのです。

人工内耳のマッピングというのは、どの電極をどのぐらいの強さで刺激するかを決めるような作業です。

私の使っている人工内耳の電極は、上下12対、24本あるそうです。
低い音の電極を強く刺激すると低い音が強調されて聞こえますし、高い音の電極を強く刺激すると高い音が強調されて聞こえます。
オーディオ機器のイコライザーのような感じです。

また、デフォルトのボリュームや、マイク感度を設定することもできます。
ただし、こちらは装用者がリモコンを使って自分で変更することも可能です。
リモコンには、プログラムを変更するボタン以外にもいくつかボタンが付いていて、例えばボリュームを大きくしたり小さくしたり、マイク感度を上げたり下げたりすることもできます。

マイク感度を上げると遠くの音が聞こえやすくなる反面、雑音を拾いやすくなるというデメリットもあります。

私は割といつもマイク感度を比較的高めに設定しているのですが、先生から
「雑音を拾いやすい設定になってるけど大丈夫ですか?」
と聞かれました。

「うるさければ自分で感度を下げるから大丈夫です」
と応えました。

さて、今回もマップの微調整を行いました。

以前の記事にも書いたとおり

「ブ(低い音)」
「ポ(中間の音)」
「ピ(高い音)」

3つの高さの異なる音を聞いて、音量を比較するというものです。

今回も、ここで聞いているとほぼ同じような音量に聞こえるのですが、実際の音では中音域の音が聞き取りにくいので、中音域の音は少し小さいと報告して、中音域の音を少し大きめに設定してもらいました。

そのあと診察を受けたのですが、次回の日程の相談だけでした。
もう少しちゃんと診察してほしい、
というのが率直な感想ですけど、症状が安定しているので必要ないということなのでしょうかね。

そんな感じで、今回のマッピングは終了しました。

マッピング3回目 音入れ5ヶ月

新型コロナウイルス感染拡大を受け、世の中が何だか寂しいことになっていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

5月12日、3回目のマッピングに行ってきました。
そして5月13日、音入れから5ヶ月を迎えました。

県内で感染者が現れてからほとんど外出しておらず、約1ヶ月半ぶりぐらいに交通機関を利用しました。

世の中ずいぶん様変わりしてしまっているのではないかとちょっとどきどきしましたが、意外と平常と変わらず、人通りも交通量もそれなりに多く、また移動中周りから声をかけていただいたり誘導してくださる方もいて安心しました。

ただ、大学病院に到着すると、入り口で手を消毒させられ、また体温を計られました。
非接触型の体温計のようで、ピッと音がして、「はいオーケーです」といわれました。
へー、こんなので体温計れるんだ。

ところが、耳鼻科の待合室でも体温計で熱を計られたのですが、なんと37度!

いつも大学の体温計で熱を測ると何故か37度ぐらいあるんです。

2回 計ったけど、2会とも37度でした。

もしかして、このまま返らされるかとちょっと心配しましたが、無事にマッピングと診察を受けられることになりました。

ただ、感染対策なのか、STの先生が少し離れたところから話されていて、前回に比べてずいぶん声が聞き取りにくく感じました。

また、マスクをぜったいに外さないように、できるだけ短い時間で終わらせたいということもいわれました。

さて、マッピングですが、前回書いたように、電話のようなこもった声が聞きにくいのと、みんなテープを遅くしたような変な声に聞こえることを離したのですが、これらの改善には時間がかかるとのことでした。

先日、Facebookの人工内耳のコミュニティに参加して、自己紹介がてら上記のことを書いたところ、何人かの方からコメントがありました。

言葉が聞き取れるまで1年半かかったという人もいれば、手術前に先生から聞き取れるようになるまで3年かかるといわれたのに1ヶ月で電話ができるようになって先生も驚いたという方など、人工内耳の聞こえ方にはさまざまあるようです。

ただ、みなさんおっしゃったのは、とにかく時間をかけてリハビリをがんばろうということです。

さて、今回のマッピングですが、

「ブ(低い音)」
「ポ(中間の音)」
「ピ(高い音)」

3つの高さの異なる音を聞いて、音量を比較するというものでした。

これまでの経験上、ここで聞いているとほぼ同じような音量に聞こえるのですが、実際の音では中音域の音が聞き取りにくいので、中音域の音は少し小さいと報告して、中音域の音を上げてもらいました。

すると、音質的にはわりといい感じになったような気がします。

音入れから4ヶ月

昨日で音入れから4ヶ月になりました。

毎日リハビリを兼ねてラジオを聞いています。

最近新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、スタジオにゲストを迎えることができないためか、電話出演が増えてきました。

電話の音声はこもっていて人工内耳では聞き取りにくいんです。

FM放送やインターネットラジオのようにクリアな音声は聞きやすいのですが、AM放送や電話のようなこもった音声はとても聞きにくいです。

補聴器だとそれほど差がないのですが、人工内耳ではえらい違いを感じますね。

これもマッピングや脳が慣れてくれば解決する問題なのでしょうか。

声は相変わらずテープを遅く再生したような低い声に聞こえます。

それでも、ある程度人の声の違いを区別できるようになってきました。

音声も以前よりクリアに聞こえるようになったような気がしないでもない。
気がするだけかもしれないけど。

自粛で外出できない昨今、人工内耳でラジオを楽しめる幸せを感じています。

でも、ラジオを聞いていてもコロナコロナばかりで気が滅入りますね。

そこで、下記のオーディオブックなど聞いて楽しんでいます。

Audible Stories: Free Audiobooks for Kids | Audible.com

学校がお休みの子供たちのために一部のタイトルを無料で配信しているそうです。

DAISY図書もリハビリに使えそうですね。

今までオーディオブックはあまり聞かなかったのですが、せっかくなので人工内耳で楽しめたらいいなと思います。

マッピング2回目 音入れ3ヶ月

3月10日、2回目のマッピングに行ってきました。

そして本日3月13日、音入れ3ヶ月を迎えました。

前回書いたように、低音や高音はよく響くのに対して中音域の音が聞こえにくい感じがするので、今回のマッピングではそれを改善してもらいました。

SONNETは4つのプログラムをセットすることができます。

これまでは音量が変わるようにセットされていましたが、音量はボリュームで変更することができるので、今回は音質を変えたプログラムを入れてもらいました。

その結果、以前よりは中音域の音が聞こえやすくなったような気がします。

ただ、テープを遅く再生したような声に聞こえるのは、マッピングでは改善できないようです。

これはリハビリで改善するものなのかな。

どうもここ最近あまり聞こえに改善が見られないので、少し心配になってきました。

STの先生によると、
「まだ人工内耳を入れて日が浅いので、これから変化する可能性はあるだろう」

とのことでした。

まだまだリハビリが必要なようです。

音入れから2ヶ月

今日で人工内耳の音を入れてから2ヶ月が経過しました。

聞こえ方としては、1ヶ月前とあまり変わらないような感じがします。

最近あまり変化がないので、このままで大丈夫なのかと、少し不安です。

でも・あまり感じないだけで少しずつ変わっているのかな。

低音や高音はそれなりに聞こえるのですが、中音域が聞こえにくい感じがします。

指定した周波数の音をビープ音で発生するプログラムを作って試してみたのですが、どうも1000Hz付近の音が聞き取りにくいというか、原音と違った音に聞こえるような感じがしています。

同じメドエルの人工内耳を使っている知人の話によると、メドエルのは中音域が聞こえにくいみたいです。

マッピングを調整してもあまり効果がなかったとのことです。

うーん。どうなんですかね。

先生は、3ヶ月か4ヶ月すると自然な音に聞こえてくるはずだといわれていたので、まだ2ヶ月ですから早いですかね。

つい気持ちが焦ってしまいます。

ニュースはほぼ聞き取れるようになってきたので、数人で会話するトーク番組見たいのも聞いたりしてみています。

声や話し方によって聞き取れたり聞き取れなかったりします。

とりあえず、音入れ2ヶ月の報告でした。

マッピング 1回目

昨日は、人工内耳の音入れ後約1ヶ月半ぶりに病院に行きました。

マッピング(人工内耳の音を調整すること)と診察のためです。

まず、言語聴覚士(ST)の先生から、現在の聞こえ具合を聞かれました。
これについては、先日このブログにレポートしたとおりです。

聞こえ具合を確かめるために、補聴器を外して、STの先生と人工内耳だけで会話をしました。
音入れ直後のときは、集中してやっと1つか2つ単語が聞き取れる程度でしたが、今回はほぼ普通に会話することができ、着実に聞き取りが向上していることがわかりました。

次に、音の調整をしました。
人工内耳から

「ピッピッピッピッ」
「プップップッ」
「ポッポッポッポッ」

などといろんな周波数の音を聞いて、音の大きさを下記の5段階で表現します。

1 小さすぎる
2 やや小さい
3 ちょうどよい
4 ややうるさい
5 うるさすぎる

これを各周波数ごとに評価して、各周波数における最適な音量を決めていきます。

調整の結果、例のボコボコいうような音は軽減されました。

ただ、全体的な声と聞こえ方としては

口をもごもごさせてしゃべったような
高音はFMラジオの電波が悪くて雑音が入ったような
テープの速度を遅くして声を低くしたような

そんな声に聞こえます。

このことについて質問してみたところ、

まだ音を入れて1ヶ月あまりということで、脳が学習している段階であること。
あと3ヶ月か4ヶ月ほどすると、自然な音に聞こえてくるだろう

とのことでした。

とにかく

毎日できるだけ長い時間人工内耳を装用して音を聞くこと
可能な限り会話をすること

ということでした。

とにかく、人工内耳でたくさん音を聞くことが大切ではないかなと思います。

人工内耳、福岡市が助成 自治体で異なる制度 保護者「国で統一を」

人工内耳、福岡市が助成 自治体で異なる制度 保護者「国で統一を」

このような記事がありました。

人工名時の体外装置、自分も落としたりなくしたりしないか不安です。

特に子供なんかだとなくす危険性が高いと思います。

しかも、電池の交換とか充電とか、人工内耳って以外とメンテナンスが大変なんですよね。

音入れから1ヶ月

昨日で、人工内耳の音を入れてから1ヶ月になりました。

これまででどの程度の聞こえになったのかをレポートしてみたいと思います。

これまでの経過

音入れ直後は、ほとんどの音が「ボコボコ」「ジュージュー」としか聞こえなかったのですが、1週間ほどすると少しずついろんな音の判別ができるようになってきました。

例えば、電車の踏切の音。

音入れ直後は
「ボンボンボンボンボンボンボンボン」
と、柱時計を早くしたような音に聞こえたのですが、今は
「クァーンクァーンクァーンクァーンクァーンクァーンクァーンクァーン」
と、まだ変な音には聞こえますが、少し原音に近づいたような音に聞こえるようになりました。

食器を片付けているときも、最初は「ポコポコ」という音に聞こえましたが、今は「カチャカチャ」と聞こえます。

音入れ1週間で急激に変化した感じで、その後はやや緩やかに変わっているような、変わっていないような…

何日かすると、ああ、変わったかなと気づくような感じです。

全体的な聞こえ方

全体としては、やや低い音がやたらと強調されて聞こえます。

小さいスピーカーの音を聞いていても、低音が強調されて、大型のスピーカーで再生しているように聞こえます。

これで花火を聞いたら迫力ありそう!

高音は、音入れ後はほとんど聞こえなかったのですが、1週間後ぐらいから少しずつ聞こえるようになってきました。

ただ、原音通りには聞こえなくて、少しざらついたような音に聞こえます。

例えば、「ピー」というビープ音が、「ジュー」というような音に聞こえます。

低音と高音はこんな感じですが、中音域が聞き取りにくいようです。

NHKニュースのアナウンサーの声

12月28日の記事でも書きましたが、NHKニュースのアナウンサーの声はほぼ完璧に聞き取れます。

ただし、声は変な声に聞こえます。

なんて表現したらいいのか、
ちょっと口をふさいでしゃべったような、
声も原音より低く、テープの速度を遅くして再生したような、
45回転のレコードを33回転で再生しているような(令和の時代になったのにこのネタふるすぎ?)
そんなような声です。

それから、「さしすせそ」がやたらとざらついたような感じで、ラジオの電波が悪いときのような、ダイヤルが少しずれて周波数が狂っているような声に聞こえます。

あと、FM放送やインターネットラジオのラジコやラジル☆ラジルで再生するとほぼ完璧に聞き取れるのですが、AM放送のように音質が悪いとほとんど聞き取れません。

補聴器の方の道の場合は、再生環境による差がそれほどないのですが、人工内耳だとこの差がやたらと顕著に表れます。

人の声

週末は、所属している団体の勉強会や新年会などに参加しました。

忘年会は手術や入院ですべて棒に振っちゃったので、せめて新年会はと思って。
棒に振るから忘年会!

ここでも感じたのは、人の声によって聞きやすい声と聞きにくい声があるということです。

これもかなり差がはっきり出て、聞き取れる人の声はだいたいわかるのに対し、聞き取れない人の声はなにをしゃべっているのかさっぱり聞き取れません。

あと、これは機械なので仕方がないのでしょうが、遠くの人の声はやはり聞き取れませんね。

ここは、FM補聴器屋ロジャーなどの補聴援助システムを活用するのがよいのかなと思います。

小さな音はよく聞こえる

人工内耳ですごいと思ったのは、小さい音がすごくよく聞こえるということです。

カタログには、25dBの音から拾うと書かれています。

うちにある電磁調理器のボタンを押すと「ピー」と音がなるようなんです。

実は、この調理器、4年間ほど毎日使っていたのに、そんな音がするなんて全然知りませんでした。

補聴器だとまったく聞こえないので気がつかなかったんですね。

ところが、人工内耳だとこの「ピー」という音がはっきりと聞き取れます。

もちろん、今は変な音にしか聞こえなので、「ピー」とは聞こえなくて「ジュー」と聞こえるんですけど(笑)

でも、こういう操作音が聞き取れることは、特に目が見えない自分にとっては大変ありがたいです。

この電磁調理器には音声ガイダンスが付いているのですが、タッチパネルになっていてボタンを押した感覚がわからないんです。

ほとんどの操作はボタンを押してすぐ音声が出るのでそれほど困らないのですが、タイマーをセットするときだけボタンを押してもすぐには音声が出なくて、ボタンを押しても反応しなかったりでタイマー機能はあまり使っていませんでした。

しかし、人工内耳で操作音が聞こえることでボタンが反応したかどうかわかるようになり、これならばタイマー機能も活用できそうだと思いました。

音楽

人工内耳ではもっともハードルが高いといわれる音楽ですが、やはり今の状態では変な音にしか聞こえません。

今日の朝ラジオを聞いていたら、曲名をいわないで、いきなり松田 聖子の「ハートのイアリング」が流れたのですが、人工内耳で聞いていたら何の曲がかかっているのやらさっぱりわかりません。

でも、どこかで聞いたような曲のような気がして、補聴器の耳の方で聞いてみたら、ハートのイアリングだとわかりました。

人工内耳の方の耳で聞くと、リズム楽器のドラムは「ドッチャンドッチャン」と聞こえるのでリズムはわかります。

しかし、それ以外は歌も含めて

「チュルルルルル キュルルルル ピリリリリリーーー」

と聞こえて、ほとんど意味不明です。

音程はまったくわかりません。

やはり、現代会で音楽を聞き取りは無理みたいです。

そういえばこれに関連して、人の声でも、声によってはアクセントがわかる人の声とわからない人の声がいます。

アクセントのわからない人の声は同じ音程でしゃべって要るみたいに聞こえて、なるほど、これがよくいわれるロボットとか宇宙人みたいな声ということになるのかもしれません。

まとめ

ということで、音入れ後1ヶ月の聞こえ方を書いてみました。

まだ音入れを行ったときの状態でマッピング(調整)をしていないし、これが今後どこまで改善されるのかといったところです。

今月末に初めてのマッピングをする予定です。

さて、どうなるか。

こうご期待といったところです。